アートの定理

美術館やギャラリーを取材し、写真やレビューを掲載しています。『楽しく生きてますが何か問題でも?』がモットーのフリーランス。

美術の歴史をざーっと眺めると、「みんなが描いている題材」が見えてきます。 西洋美術なら神話や聖書ですが、日本美術だったらどんな題材があるでしょうか? 日本で繰り返し描かれてきた題材のひとつが、  ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは と …… Read More

ゴッホ特集に続き、時空旅人別冊『大人が観たい美術展2022』の執筆に協力しました。 メトロポリタン美術館展やフェルメール展、トーハク創立150年記念展など、注目の展覧会の見所が載っているので、美術館めぐりに役立ててくださいませ。 担当したページは、 ・西洋美術Q& …… Read More

皆さんは「トラ」をご存じですか? 大橋万峰「猛虎図屏風」(部分)20世紀 福田美術館蔵(通期) ネコ科の中では最大で、黄色と黒の縞模様が特徴の肉食獣です。 最近は動物園でも見られるので、知らない人はいないでしょう。 ところが、江戸時代までの日本人は、トラを見 …… Read More

『6つの壺とボトルメールが浮かぶ部屋 梅津庸一 + 浜名一憲』に行ってきました。 展示風景 1ヶ月強という、長くはないギャラリーの展示。 なのに、梅津さんは自ら壁を塗ったり、変わった形の台座を発注したりして、隙の無い空間を作っていました。 期間の長短ではなく、梅 …… Read More

『上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー』が京都国立近代美術館で始まりました。 会期終了後は、東京の三菱一号館美術館に巡回予定です。 展示風景 上野リチ・リックスは、ウィーンと京都で活躍したデザイナー。 ほとんど展覧会が開かれたことはなく、私も知ら …… Read More

『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』に行ってきました。 15世紀の初期ルネサンスから、19世紀の印象派・ポスト印象派まで、約500年の西洋絵画史を一望できる展覧会です。 大阪市立美術館で開幕し、閉幕後は東京の国立新美術館に巡回予定です。 展示風景 さすがメト …… Read More

京都に引っ越しました。 お世話になっている方々には、引っ越す前にお話ししたのですが、 「なんでいきなり京都!?」 と、漏れなく面食らった反応をいただきました。 驚きますよね、定職についていない30歳独身が、就職でも進学でも結婚でもなく、なんの事情もなく京都 …… Read More

森美術館で開催中の『アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』へ行ってきました。 71歳から105歳まで(展覧会が始まった時点)の、現役の女性アーティスト16名による展覧会です。 フィリダ・バーロウ《アンダーカバー2》2020年 Courtesy: Haus …… Read More

東京ステーションギャラリーで『小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌』が始まりました。 小早川秋聲(こばやかわ・しゅうせい、1885-1974年)は、大戦を含む大正から昭和にかけて、京都を中心に活動した日本画家です。 展示風景 展覧会が開かれる、という情報が耳に入るまで、秋 …… Read More

パナソニック汐留美術館で『ブダペスト国立工芸美術館名品展 ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』が始まりました。 19世紀末から20世紀初頭にかけて、西洋がどのように日本から影響を受け、その美術を解釈してきたのか、西洋の工芸品を通して探る展覧会です。 展示風景 …… Read More

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