一味違う東京ガイドブックでタイムスリップ!


この本、タモリさんが好きそう!

ブラタモリでハイレベルな町歩きスキルを発揮するタモリさん。
行く先々で深い知識を披露していて、圧倒されますよね。
なんでそんなこと知ってるの!?って。

一方、江戸時代の浮世絵師歌川広重名所江戸百景という連作の浮世絵を製作しました。
その名の通り、江戸の名所を沢山絵にしたということですね!
(ただし、100枚ではなく119枚なのです)
上野や日本橋など、歴史深い東京の町が浮世絵になっています。
テレビが生まれるずっと昔、江戸時代のブラタモリです。

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歌川広重「八景坂鎧掛松」

冒頭で「タモリさんが好きそう!」と言った本は、名所江戸百景の浮世絵と、同じ場所の現在の写真を掲載した東京ガイドブックなのです。
地図上のどこに立ってどの角度でカメラを構えれば、広重の浮世絵と同じ構図の写真を撮れるのか?
というマニアックな図解もあります。

1枚の絵を見開きで紹介しているのでとても見やすいです。
本の中身のイメージを見たい方は、アマゾンのページから「すべてのイメージを見る」をクリックしてくださいね。


弊職が気に入った絵

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歌川広重「上野山内月のまつ」

まん丸にカーブした枝が面白い!
日本画の良さってアシンメトリーやアンバランスだと思ってきましたので、急に綺麗な円が出て来るとビックリします。
月の松」というネーミングセンスも冴えてますよね。

この本によると、まん丸の枝は自然にできたものではなく、職人さんが凄い技術を駆使して丸くしたらしいです。
そんなことができるんですね!

また、広重が描いた木は台風でダメになってしまったのですが、現在は同じように復元されています。
しかも、上野公園なので美術館密集エリアとも重なります。

弊職はあれだけ上野に通い詰めたのに、公園の自然をあまり味わってこなかった…と反省しています。
この本のおかげで、上野に行く楽しみがまた増えました。


浮世絵の聖地巡礼ってオシャレ!

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歌川広重「両国橋大川ばた」

この本を片手に上野や日本橋を歩いたら、どんな発見があるのでしょうか?
名所江戸百景は1850年代に製作されたので、既に150年以上が経過しています。

絵とは異なる所がほとんどでしょう。
しかし、変わらないものを見つけることができたなら?

新たな刺激に出会い、日常が少し変わって見えるかもしれません。
いやぁ、浮世絵って本当にいいもんですね〜。

広重TOKYO 名所江戸百景

小池 満紀子,池田 芙美 講談社 2017-05-31
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関連情報

月の松を見に行くなら、上野の美術館にも行きたいですよね。
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