タイ展、行きましたか?

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金の仏像に囲まれて気持ちもピンとなる!
ほとんどの日本人はタイの歴史的知識に精通していないと思いますが、それでも作品の豪華さには驚きますし、信仰心が伝わってきます。
やっぱり、美しいものが神なんですよ!
美しいは正義!


〜目次〜
1. 展覧会の基本情報
2. 例えばこんな作品がありました
 ①どこを見ても金!金の仏像に金の動物!
 ②生まれた曜日ごとに拝む仏像が違う!
 ③タイ発祥の歩く仏さま!
 ④グッズでタイのパワーを持ち帰ろう
3. 逆に惜しかったところ
 ①写真OKエリアが分かりにくい
4. まとめ
5. 関連情報


展覧会の基本情報

展覧会名:タイ〜仏の国の輝き〜
場所:東京国立博物館 平成館
最寄駅:上野駅
会期:2017/7/4〜8/27
作品数:約150点
所要時間:2時間
観覧料:1600円
ロッカー:あり(100円、使用後返金)



例えばこんな作品がありました

今回も展示品の画像が入手できないものが多く、イメージ画像を多用しています。


①どこを見ても金!金の仏像に金の動物!

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「ラーマ2世王作の大扉」(19世紀)バンコク国立博物館

今回の写真OKエリアはこちら。
2017年7月22日放送の美の巨人たちでも特集されましたね。

何メートル!?という巨大さ。
扉の奥に見える黄金の仏像(本展ではパネル)。
大きさ面でも煌びやかさ面でも本展ナンバー1の芸術品です。

これは圧倒されましたよね!
写真撮って良いはずがない!
と思って博物館スタッフに確認してしまいましたよ!
写真OKだったとは!

もっと近づいて見て見ましょう。

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「ラーマ2世王作の大扉」(19世紀)バンコク国立博物館(一部)

沢山の動物と植物が絡み合っているのが見えるでしょうか?
シカとか。
サルとか。
あとはブタっぽいのとか、カバっぽいのとか。

こんなに細かい装飾を、5メートルより大きい扉全面に施しているのです。
高さだけでなく、モチーフが重なる奥行きも仰天です。
迫力と繊細を両立してしまった作品です。

しかもラーマ2世王自ら作っているので、王のレベルが違いますね。
まさに神業です。
信仰心も高まります。

なんと、同じ作品が作られることがないよう、道具をすべて処分したそうです。
そこまでするのか!

他にも、タイっぽい金の仏像がたくさんありました。
金の象もいましたし、タイワールド全開です。
豪勢です。バブリーです。

、というだけで眩すぎますよね。
しかも古い仏像なのにツヤツヤキラキラということは、何世紀にも渡って人々に愛され、大切にされてきた証です。
美しいもの=神聖という方程式は万国共通なのです。



②生まれた曜日ごとに拝む仏像が違う!

あなたは何曜日生まれですか?

タイでは曜日ごとに仏像があり、自分の生まれた曜日の仏像に拝むそうです。
面白い文化ですよね!
タイ人は「あなたは何曜日生まれなの?」という会話で盛り上がるらしいです。

会場では生年月日を入力すると、あなたが生まれた曜日を教えてくれる機械がありますので、事前調査は必要ありません。
でも、ここはタイ人の気分になって、事前に調べて覚えておくのも楽しいかと。

ちなみに弊職は火曜日生まれです。
(同じ方、いますか?)

火曜日の方はこういう感じの仏像に拝みましょう!

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※展示品ではありません。画像はイメージです。

そう、火曜日は涅槃像です!
タイっぽいですよね!

あなたの曜日の仏像はどんな仏像なのでしょうか?
自分の曜日の仏さまを拝めば、きっとご利益が!

ちなみに、なぜか水曜日だけ午前と午後の2種類ありました。
水曜日生まれの方は自分が生まれた時間も調べておいた方が良いかもしれません。



③タイ発祥の歩く仏さま!

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※タイ展のチラシ

仏さまが歩いている像が真ん中にあります。
歩く姿なんて初めて見ました。こんなのあるんですね!

しかも、展示会場では2方向からスポットライトが当たっており、壁・天井に歩く仏さまの影ができるというドラマチックな演出です。
なんとなく神聖な気分になりました。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
とは美女のことですが、仏像もそんな感じです。
歩き姿になると急に華やかな感じになります。

背筋のすっとした感じ、腰運びの艶めかしい感じが特に素敵。
仏像って立ってるか胡座組んでるかの2択かと思ったら、違ったのですね。

遊行像と呼ばれるウォーキング・ブッダ。
タイ発祥とのことで、日本で馴染みがないのも頷けます。
これは今、タイ展で見ておかないと、次はいつお目にかかれるか分からないレアものです。



④グッズでタイのパワーを持ち帰ろう

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弊職が気に入ったのは、絆創膏セットマスキングテープ

絆創膏は10枚しか入っていないのですが、仏教美術感が溢れるエスニックなデザイン。
指輪みたいなイメージで巻きたいです。
上下の白い部分がやや気になるので、ハサミで切ってから巻こうかな。

マスキングテープは、みうらじゅんさんのイラスト。
幅が太いのでイラストのディティールまで楽しめます。
さすが仏像マニアだけあって、十人十色な仏像が描かれています。

仏像と仏像の間で切り離して、シールみたいにして使いたい!
適当にビリッと破ると仏さまが真っ二つになっちゃうから気をつけましょう!

他にもTシャツなどの展覧会公式グッズが可愛らしかったです。
タイっぽいデザインのポーチなども素敵です。
海外旅行してきたの?と言われそうなほどのお土産感です。



逆に惜しかったところ

①写真OKエリアが分かりにくい

床に白線が書いてあって、ここからここまでは写真OKと博物館側は明示しているつもりなのでしょうけれども。
その白線、目立たない引き方なんですよね。

写真OKのパネルにも、白線の内側はOKという記述もありません。
本当にこの作品の写真を撮っていいのか?
みんな分からなかったと思います。

かといって、スタッフに聞くほどのことでもないし…と、写真を諦めた方も多いのではないでしょうか。
実際、写真を撮っている人が少なかったです。

撮ってから「これは写真ダメなんですよ!」と怒られたらどうしよう…という心理が鑑賞者にはあるので、もっと分かりやすくして頂けると助かりますよね。



まとめ

タイの歴史が分からなくても、それなりに楽しめる!

やっぱり、仏教や歴史に詳しくないと本展を100%楽しむことは難しいと思います。
会場の解説パネルは分かりやすいのですが、そもそも馴染みのない地域の歴史は全く頭に入ってこないので…
(チャオプラヤーとか、覚えにくいカタカナが乱発する)

しかし、歴史が分からなくても神聖な気持ちになったり、製作者の力量に感動したり、新たな発見も多い展覧会でした。
トーハクの特別展の割にはかなり空いておりまして、じっくり見られて楽しかったです。

タイ展、ぜひ行ってみてくださいね!



関連情報

タイ展 公式HP

会場でこのブルーレイBOXを買うと、みうらじゅんさんいとうせいこうさんサイン入り写真を貰えるらしいです。
アバンギャルドなキャンペーンですね…。



上野だったら国立西洋美術館のアルチンボルド展がおすすめです。
奇抜な西洋絵画ですがよく見ると野菜や植物、動物すべて、ため息が出るほどリアルに描かれています。
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