8月31日は野菜の日です。

831で、やさい
由来が分かりやすくて安心しますね。

この日は野菜の栄養価を見直したり、野菜への意識を高める日なのです。
弊職は圧倒的に肉派ですが、今日一日だけは野菜について真剣に考えてみます。

この記事では野菜の描かれた名画の推定栄養価を計算してみました
カロリーが低い方から高い方まで、7枚の絵画が登場します!

※ここで扱う栄養素は、ビタミン代表としてビタミンC、ミネラル代表としてカルシウムです。
あとはカロリーを計算します。
ビタミンAやB1、B2、さらにEなど挙げていたら記事がとんでもなく長くなってしまうので、割愛します。

※描かれる野菜は標準的なサイズだと置き換えています。
色々と無理無理に計算しているので、ネタ記事だということをお断りしておきます。


7位 ポール・セザンヌ「りんごとオレンジ」

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ポール・セザンヌ「りんごとオレンジ」(1895-1900年)

カロリー:0kcal
ビタミンC:0mg
カルシウム:0mg

この絵画はりんごとオレンジの絵であり、野菜ではありません
今日は野菜の日なので、果物は栄養価に含めません
よって、栄養価ゼロです。

しかし果物よりも背景に力が入っている作品ですね!
器の遠近感がぐちゃぐちゃだったり、テーブルクロスの大げさなシワだったり。
見れば見るほど迷宮入りする静物画です。


6位 カラヴァッジョ「バッカス」

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カラヴァッジョ「バッカス」(1595年)

カロリー:0kcal
ビタミンC:0mg
カルシウム:0mg

本作も同様に今日だけはカロリーゼロです。
今日の主役は野菜なので、野菜以外を評価してはいけないのです。

この絵のワインには絶対にが入っています。
または不老不死の薬
だって、なんだか怖くないですか?
少年の肌も果物の表面もツヤツヤすぎて。
甘い罠に騙されている気分になります。


5位 ルノワール「玉ねぎ」

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ピエール・オーギュスト・ルノワール「玉ねぎ」(1881年)

カロリー:417kcal
ビタミンC:237mg
カルシウム:90mg

玉ねぎ6個分の栄養価です。
にんにくか玉ねぎか紛らわしいのが2つありますが、無視しています。

ルノワールは愛らしい少女ばっかり描いてるイメージですが、野菜も描くんですね!
背景のシャーっとした塗り方が、空気っぽくて良いです。
玉ねぎが横殴りの風になびいています。
それにしても、玉ねぎの表面がツヤツヤで美味しそうですね!


4位 ゴーギャン「ハムのある静物」

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ポール・ゴーギャン「ハムのある静物」(1889年)

カロリー:487kcal
ビタミンC:105mg
カルシウム:276mg

当然ながら、ハムは野菜ではないので今日は栄養価なしです。
絵には玉ねぎが7個あるように見えますので、7個として計算しました。
そもそも玉ねぎなのか、やや疑問はありますけど、気にしません。

このゴーギャンっぽさ
背景の真っ黄色がゴーギャンっぽい。

しかしこの絵、かっこいいですね。
背景と玉ねぎが黄色で、ハムは暗い色彩なんですが、
鎖みたいな模様と太い線が縦に真っ直ぐ入っています。
これがスタイリッシュ!スマート!


3位 草間彌生「南瓜」

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草間彌生「南瓜」(2007)

カロリー:930kcal
ビタミンC:320mg
カルシウム:140mg

南瓜を1kgとした場合の栄養価です。
本作のかぼちゃはもっと重そうですが、中に人が入れるようになっているなど、内側が空洞なのです。
中がスカスカなので、これくらいで良いでしょう。

草間彌生の南瓜は可愛いんだけれど、執拗な水玉の不気味さもありますよね。
黄色と黒という色の組み合わせの毒々しさもあり、ポップなだけで終わらない作品。
ミツバチみたいな戦闘力

ちなみにハラミュージアムアークで食べたかぼちゃプリンfeaturing草間彌生も美味しかったです。
これはプリンであって野菜ではないので、カロリーはゼロです。



2位 ゴッホ「赤キャベツと玉ねぎのある静物」

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フィンセント・ファン・ゴッホ「赤キャベツと玉ねぎのある静物」(1887年)

カロリー:2954kcal
ビタミンC:5342mg
カルシウム:5048mg

キャベツ4個と玉ねぎ2個です。
なんと、ビタミンCとカルシウムがそれぞれ5gずつ…!
体に良い絵です。

抽象画の領域ですね。
玉ねぎも青だし、赤キャベツも青。
でもなんとなくゴッホが見ていたものが伝わる。

穏やかな気持ちのときに描いたんじゃないかな?
ゴッホにしては戦闘力が低めなので。
こういう害のないというか、楽な気持ちで見られるアートを家に飾りたいですね。
戦闘力が高いのは美術館で見るのが丁度良い。


1位 アルチンボルド「ウェルトゥムヌスに扮したルドルフ2世」

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ジュゼッペ・アルチンボルド「ウェルトゥムヌスに扮したルドルフ2世」(1590年頃)

カロリー:計測不能
ビタミンC:計測不能
カルシウム:計測不能

凄く健康に良い絵です。
栄養価が計測不能になるほど、色んな野菜が入っています。
野菜ジュースなんかより絵の方がずっと健康になれますね!

計測不能と言ったのは、全ての野菜を特定するのが億劫だったからです。
やろうと思えば全部特定できると思います。
物凄く精密な描写なので。
絵、上手すぎ。

恐ろしいですよね、アルチンボルド。
才能の使い方がおかしいです。ぶっ飛んでます。

ところで、弊ブログでは酷く弄られるルドルフ2世。
隠れた名作記事はこちら。



まとめ

画家が描く野菜はだいたい玉ねぎ!

野菜の日というか、玉ねぎの日になってしまいました。
玉ねぎや南瓜といったフォルムに特徴のある野菜がモチーフになりやすいみたいですね。
確かに、玉ねぎも南瓜も形が可愛いです。

個人的には、ゴーギャンの絵が一番好きですね。
デザイン的な感じでかっこいいです。
ハムと玉ねぎなのに、なぜかかっこいい。
不思議だ。


関連情報

妄想美術館で人気なのは、ゴッホの記事です。


また、日本では全然知られていない凄い画家の紹介もしています。


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