アートの定理

美術館やギャラリーを取材し、写真やレビューを掲載しています。『楽しく生きてますが何か問題でも?』がモットーのフリーランス。

2018年03月

深読みしたくなる絵画。 カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」(1655年頃) 国立西洋美術館 深い海のように鮮やかな青色。 慎み深く、体のほとんどを覆い隠した女性。 伏せられた瞳と下に下がった口角の憂える表情。 こんな絵を見つけてしまったら、その前から動けなくなってしまい …… Read More

今日はありがとうの日。メアリーカサット「浜辺で遊ぶ子どもたち」(1884年) ナショナル・ギャラリー(ワシントン) 3月9日はサンキューの日です。 理由は、3と9で、サンとキュー、つまりサンキューというわけです。 わざわざ書くほどでは無かったですね。 今日は、サンキュー …… Read More

全員に主演美術賞を差し上げます!近現代は日本美術もハリウッド級!岡本太郎や草間彌生など、日本を代表する近現代のアーティストの作品もあり。 知らない芸術家の作品に一目惚れしたり。 同じ時代の日本を生きているから、伝わるソウルがあるのです。 ミュージアムの聖地と …… Read More

超期間限定パブリックアートを発見しました!じゃーん!皇居近くの大きな道路を渡ったところで作品を発見しました。 この木の組み方! うねり暴れる枝をコントロールし、まとまりのある作品に仕上げています。 木肌の色やゴワゴワ感も美しいですね。 ただの枯れ枝でなく …… Read More

ショクニンピック金メダル獲得おめでとう!仕組みを知りたい系芸術! 日本の工芸品は美しさはもちろん、「どうやって作ったの!?」というシンプルな驚きがあるのが魅力です。 表面に現れる模様を見るだけでは、内部で何がどんな風に接着されているか分からないのです。 ショ …… Read More

「最後の秘境 東京藝大」を読みました。 2月の読書記録にも書いたとおり、面白かったです! 「東京藝大」って、日本で一番入るのが難しい音大・美大なのです。 しかも、入試も実技のウェイトが大きいので、「模試でB判定ならギリ」的な基準がありません。 日本屈指の芸術家 …… Read More

花粉舞い散るシーズン。美術館って室内だから花粉関係ないじゃん? って思うかもしれませんね、花粉症じゃない人は。 しかし、室内は室内で危険な花粉密集地帯なのです。 なんせ、お客さんたちの服に大量の花粉が付いていますからね。 特に混雑した美術館では、人の服に付い …… Read More

日本美術の用語、たらしこみ。美術館でこんなマダムたちの会話を聞いたこと、ありませんか? マダムA「この絵はたらしこみが素晴らしいわぁ〜」 マダムB「そうねぇ〜、たらしこみねぇ〜」 マダム「いやぁ〜良いわぁ〜」 美術館というテンションの上がる場所では、よく分か …… Read More

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