1月に行きたい美術館の備忘録
1月は良く言えば個性的、逆に言えば変態な展覧会が始まります!(褒め言葉)極みがぎゅぎゅっと凝縮された展覧会になりそうなものばかりですねー。
その前に、1月に終わる美術展をおさらい!
冬休みの終わりとともに、あの大型展覧会も終わってしまいます。見逃しの無いように、駆け込みましょう!
ゴッホ展は1月8日まで!
パリグラ展も1月8日まで!
北斎とジャポニスム展は1月28日まで!
1月に始まる展覧会
ルドルフ2世の脅威の世界展@Bunkamura ザ・ミュージアム1/6〜3/11
ジュゼッペ・アルチンボルド 「ウェルトゥムヌス(ルドルフ2世)」(1590年頃)
スコークロステル城
スコークロステル城
これ、楽しみにしてたやつ!
ポスターヴィジアルは野菜肖像画でお馴染みのアルチンボルドです。
アルチンボルド展でハマった人、もう一度野菜肖像画に会えます!
ルドルフ2世は16〜17世紀の神聖ローマ帝国の皇帝です。
物凄い財力と、物凄い権力を持っていたので、最高クラスの美術品や珍しい発明品などをたくさん集めたのです。
弊職は一応理系ですので、天体観測に使った道具が楽しみです。
絵画だけでなく科学の道具や宝石があるので、美術館というより博物館ですね。
大航海時代の権力のかけらが、渋谷に集結!
ルドルフ2世の脅威の世界展 公式HP
追記:行ってきました!
参考:アルチンボルド展の感想
小沢剛展@千葉市美術館1/6〜2/25
そして次回展は年明け1/6(土)~「小沢剛 不完全ーパラレルな美術史」を開催します。森美術館で2004年に開催して以来、関東では久々の大規模な個展となります。初期の代表作から本展のための最新作まで展示室いっぱいに広がる小沢ワールドにご期待ください!https://t.co/9lZHbYOVvD pic.twitter.com/bZI95lHlu1
— 千葉市美術館 (@ccma_jp) 2017年12月18日
凄く面白そうな展覧会なんです。
公式HPの参考写真を見てみてください!
藤田嗣治っぽい格好をしてみたり、
醤油で水墨画を再現してみたり、
日本の美術史を自分の手でやり直しています。
それが展覧会のサブタイトル「パラレルな美術史」なんですね。
日本がガラパゴスなのは、携帯だけではないようです。
小沢剛展を通して、当たり前な日常を斜めから見たい。
小沢剛展 公式HP
追記:行ってきました!
ブリューゲル展@東京都美術館 1/23〜4/1
東京都美術館でバベルの塔展をやってたのっていつだっけ?と思ったら2017年4月〜7月だったんですね。
この時に見た、変な生き物の版画もまた見られます!
だけど、本展はブリューゲル一族9人の作品をまとめて見られるというゴイゴイスーな展覧会なのです!
バベルの塔展では、元祖であるピーテル・ブリューゲル1世の作品が中心でした。
本展では、9人150年分の歴史が見られるんですねー。
ほとんどが初来日の作品ということもありますし、この機会に見ておきたい!
ブリューゲル展 公式HP
追記:行ってきました!
参考:バベルの塔展の感想
MJ's FES@川崎市民ミュージアム1/27〜3/25
マイケル・ジャクソンでもなく、松本潤でもなく、みうらじゅん。集めに集めたマイブームの数々を展示してくれるのだそう。
いやげ物、ゆるキャラなど、マイブームから大ブームを作ってきたトップ・オブ・サブカルチャーな人ですね。
弊職も大好きだし、もはや尊敬してる。
地獄表なんか素晴らしいです。
ポスタデザインのSINCEもみうらじゅんファンには堪らないですねー!
地味に一番楽しな展覧会かもしれない…。
2017年は国宝の年でしたが、2018年は「ボク宝」です!
※「ボク宝」はみうら氏のネーミングです。
この本なんかぶちおすすめ。
みうらじゅん氏は先見の明があったわけではなく、
誰も注目してないし自分も注目してないものを好きになろうとしたところが凄いの。
「ない仕事」の作り方 みうら じゅん 文藝春秋 2015-11-24 売り上げランキング : 8365
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まとめ
独特な切り口の展覧会をまとめてみました。特にMJ's FESと小沢剛展が楽しみですね。
2018年も現代アートを愛するハイテンションブログ路線を突き詰めます!
関連情報
今までに弊職が行った美術館・展覧会の感想一覧です。かなり溜まってきたので、興味のあるものが見つかるはず。
今までに行った展覧会一覧
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