引き続き、推理を続けます。

前回、32個の候補から18個に絞れたフェルメール作品。
ここから4個に絞り込まなければなりません。
迷探偵アキナの推理はまだまだ続く!

前回の記事はこちら。


仮説②:同じ美術館から2つ以上借りない

1つの美術館から集中的に借りると、貸し出し主の美術館でフェルメール作品が手薄になってしまいます。
また、地震大国日本にいくつも作品を貸し出したいか?
と言われれば、答えはノーになると考えられます。

なので、2つめの仮説として、
1つの美術館から借りられるフェルメールは1枚まで
とします。

しかし、これだとあんまり絞れないんだなー。
既に展示されると分かっている4作品中3作品は、それぞれの所蔵美術館で唯一のフェルメールなのです。

残る1作品の「牛乳を注ぐ女」を持っているアムステルダム国立美術館は、フェルメール作品を計4つ持っています。
仮説②に基づけば、「牛乳を注ぐ女」以外の3つは来日しないということになります。

これで以下の3つが消え、あとは15個です。
ここから4つ…絞り込めるかなぁ。

image
「小路」(1657-1658年頃)
アムステルダム国立美術館

2018-01-06-15-08-08
「青衣の女」(1663-1664年頃)
アムステルダム国立美術館

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「恋文」(1669-1670年頃)
アムステルダム国立美術館



仮説③:他のフェルメール展に出展された作品は来日しにくい

2017年10月22日〜2018年1月21日まで、アメリカのナショナル・ギャラリーでフェルメール展が開催されています。
タイミングとしては上野の森美術館よりも早く終わりますが、ここでアメリカにレンタルされていた作品は来日しにくいのではないでしょうか。

例えば、ルーヴル美術館がフェルメール作品をアメリカに貸し出しています。
展覧会が終わると作品はルーヴル美術館に返されるわけです。

が、輸送にそれなりの時間がかかったり、作品にキズなど異常が無いか調べたりする時間が必要でしょう。
すると、日本のフェルメール展に間に合うか…怪しいですね。

なので、アメリカがレンタルしている作品は来日しないと考えます。
以下の2つが消えますね。
アムステルダム国立美術館の「恋文」もアメリカがレンタルしていますが、仮説②で消えたので割愛します。

2018-01-06-15-09-29
「レースを編む女」(1669-1670年頃)
ルーヴル美術館

2018-01-06-15-09-21
「天文学者」(1668年)
ルーヴル美術館

これで13個か…いや、まだ13個もある…!


仮説④:最近来日した作品は来ない

あんまり連続して1つの国にレンタルするのは、なんとなく良くないような気がします。
理由は「なんとなく」です。
段々適当になってきましたね!

「最近」を何年にするか迷いますが、2012〜2017年を最近としましょう。
これは、出展予定の「手紙を書く婦人と召使」が前回来日したのが2011年だからです。
7年空いていれば、「この前貸したばっかりだよね!?」と言われないと解釈します。

こうすると、結構絞れますね。
以下の4つが除外されます。
過去の来日履歴は相変わらずWikipedia大先生に基づいています。

2018-01-06-15-07-05
「ディアナとニンフたち」(1655-1656年頃)
マウリッツハイス美術館
※2013年に来日

2018-01-06-15-08-24
「水差しを持つ女」(1664-1665年頃)
メトロポリタン美術館
※2016年に来日

2018-01-06-15-08-36
「真珠の首飾りの少女」(1664年頃)
絵画館
※2012年に来日

2018-01-06-15-08-56
「真珠の耳飾りの少女」(1665-1666年頃)
マウリッツハイス美術館
※2013年に来日

これで9個まで絞れました…!!


一旦まとめる。

これで9個まで絞り込めました。
次回、一気に4個まで絞り込みます!
ここで一旦、生き残っている9作品をリストアップしておきましょう。

聖プラクセディス
窓辺で手紙を読む女
ワイングラスを持つ女
天秤を持つ女
リュートを調弦する女
手紙を書く女
絵画芸術
地理学者
ヴァージナルの前に座る若い女

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関連情報

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フェルメール展

なぜか沢山の人に読まれている、フェルメールの題名あいうえお作文。


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