「芸術」と「アート」は同じか?

日本語では、芸術
英語では、アート

それはみんな知っていることかと思いますが、芸術とアートってなんとなく使い分けますよね。

何が違うんだろう?
少し考えてみました。

※始めにお断りしておきますが、この記事は時差ボケが非常にしんどい状態で書いています。
支離滅裂な所もありますし、あくまで個人の意見です。


辞書で調べてみよう

手始めに、goo辞書で調べてみます。

芸術とは
特定の材料・様式などによって美を追求・表現しようとする人間の活動。および、その所産
のこと。

ちょっと難しいですね。
人間が美を追求し表現すること、と思っておけば良さそうです。

次に、「アート」もgoo辞書で調べてみました。
すると、「芸術。美術」とのことです。

…?

えー!
アートの扱いが雑すぎる!


goo辞書的には、アートは「芸術」の和訳でしかないようです。


英語ネイティブにとってのArt

そもそもこの問題は、私たちが日本語で物事を考えるから起こったものなのです。
英語だと「アート」しか無いですから。
日本語だから「芸術」と「アート」という似ているようで似ていないような言葉を両方使えるのであって…

英語圏の人は「アート」をどう認識しているのでしょうか?
Oxford Learner's Dictionary (英英辞典)で調べてみました。

the use of the imagination to express ideas or feelings, particularly in painting, drawing or sculpture

直訳すると、
アイディアや感情を表現するための創造。特に絵画や素描、彫刻
といったところでしょうか。
goo辞書による「芸術」の説明とほとんど同じです。

…捜査が迷宮に入りかけています。


気持ち的にはどうなのか?

英語のことは置いておいて、日本語のフィーリングを考えましょう。
弊職はアートの方が身近芸術の方が難しそう、というイメージがありますね。

例えば、「芸術大学」とかあるじゃないですか。
なんなら「藝術大学」と書く所もありますね。
だから、「芸術」は理論や歴史の体系があって、きちんと学ぶべきものだというイメージがあります。

一方、アートは親近感があります。
パブリックアートラテアートアスキーアートみたいな。
色んな横文字と相性が良いので、日常的にもよく使います。
これに対して、公共芸術珈琲芸術掲示板芸術とは言わないわけで。

なので、弊職は「芸術」の方が取っ付きにくく、「アート」の方が親しみやすい感じがします。

でも、逆の人も結構多そうです。
「美術」は学校の科目名でもあるし、美術部もメジャーな部活ですからね。
「アート」は英語だから、縁遠く感じる人もいるはず。
あと、「現代アートは難解で分かりにくい」という謎の刷り込みのせいで「アート」という言葉にいまいち信頼感を持てない人もいそう。

となると、「芸術」と「アート」の印象に個人差が出てくるので厄介です。
無差別な犯行ほど犯人を割り出しにくい…って、一体何の話をしていたんですっけ?


好きな方を使えば良いんじゃない?

もうあれです、「芸術」と「アート」は好きなタイミングで好きな方を使えば良いと思います。
時差ボケのため、いつにも増して適当な結論で、読者の皆さんをがっかりさせていることでしょう。

例えば作品を鑑賞して、感想を言いたい時。
今このタイミングは「芸術的」と褒めるべきか?
それとも「アーティスティック」と褒めるべきか?
悩ましいことがあるでしょう。

でも、そこでどちらの言葉がしっくり来るか、考えてみる。

この作品は、構図が芸術的だよね
大胆な筆遣いがアーティスティックだなぁ

どちらも絵を褒めていますが、印象が全然違いますよね。

鑑賞者が思った通りの言葉を使えば良い。
それが私たち鑑賞者にもできる芸術表現、または体験型アートなのです。


まとめる。

「芸術」と「アート」の違いは…フィーリングだ!
どっちでも好きな方を使えば良いと思うよ!

ちなみに、弊ブログは「アートの定理」です。
「芸術定理」にしなくて良かったと心から思います。
そんな堅苦しそうなブログ、誰も読まないよねー。


関連情報

今回は読者を煙に巻く結論となりましたが、ためになる記事も書いているのです。
「制作」と「製作」の違いの記事は隠れた名作です。


弊ブログのメインコンテンツは展覧会の感想です。
最新の展覧会情報はこちら。
今月の展覧会
今までに行った展覧会一覧


ツイッターでは更新情報をつぶやいています。
ギュスターヴ・モローに限らず、素敵な絵画とアート情報も垂れ流し中。



最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
良かったら応援クリックお願いします!
にほんブログ村 美術ブログ いろいろな美術・アートへ
にほんブログ村