南国のパブリックアート・ワールド!

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クレイジー・ファンタスティック・ドロップキック!
引き続き、ハワイアート紀行の記事です。
カカアコには、日差しがビシバシ降り注ぐ中、負けないくらい元気すぎるアートがありました。
青空とアートが眩しいコミックワールドへ、出発!


〜目次〜
1. 展覧会の基本情報
2. 例えばこんな作品がありました
 ①唐突に現れたテーマパーク
 ②若さが大爆発した合法ドラッグ
 ③元の素材を生かしたアート
 ④ 絶妙な汚さと観光客の少なさ
3. 逆に惜しかったところ
 ① どんどん上書きされる
4. まとめ
5. 関連情報


基本情報

場所:カカアコ地区全域
行き方:ソルト・アット・カカアコの周辺です。ソルト・アット・カカアコかワード・センターまでバスで行き、徒歩でアート散策をするのがおすすめです。
所要時間:1〜2時間
観覧料:無料



例えばこんな作品がありました

①唐突に現れたテーマパーク

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どーん!!
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どどーん!!!
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どどどどーーん!!!!

お分かりいただけますでしょうか。
倉庫の壁が、全面的にペイントされているのです。
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こんな調子で、永遠にウォールアートが続いているのです。
壮観。そして眼福
右も左もストリートアート!
どこを曲がってもサブカルチャー・アンド・レガシー!
デスティニー!ギャラクシー!インフェルノ!

これぞ合法ドラッグ!!しかもタダ!!ひゃっはー!!!

1人で見に行ってこのテンションなんだから、本当に弊職はどうかしていると思います。
でも、楽しすぎてブッ飛んじゃうんだねー。
道をぐーたら歩いていたら、いつのまにかストリートアートのテーマパークに迷い込んでいたのです。

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パノラマにしても端から端まで写せるかどうか。
この縦横サイズでアメコミっぽい絵が描いてあるんです。
こんなのテンション上がらずにはいられません!



②若さが大爆発した合法ドラッグ

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ブラック香香
なぜか日本エレキテル連合というワードが浮かびました。
電気属性っぽいからかな?
金網があって近寄れないところも良いですよね。
そういうゲームの世界にトリップしたみたい。

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これは相当人気みたいですね!
ピンクでロリータな淡さが良いですね。
プリンセス。マーメイド。
平面的・漫画的な身体に対し、色っぽい顔は立体的だしリアルです。
顔だけ誰か別の人が描き足してたりしたら面白い。

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これはうなカッコいい!
クジラの半身がガイコツになっちゃってて、パイレーツ・オブ・カリビアンの世界観に似てるかも。
星条旗のモチーフも本当カッコいいし、アメリカ最高ー!!
イエス・ウィー・キャン!!
(あえての前大統領。オバマさんってハワイ出身らしいですね)

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ベイダー様!!帝国軍のトップ、ダース・ベイダー様です!!
なぜかツリーハウス!
銀河戦争のキャラクターが、なぜかツリーハウス!!

説明書きも何もないアートがこんなに楽しいなんて!
壁1枚1枚に世界がありますよね。

通行人の視線を我が物に!
作品の中にそんな意思を感じました。
アートって生き物だなー。

サインの代わりにSNSのアカウントを書いておくのも、若い現在進行形の文化って感じで最高。
気になったアーティストのことはその場で検索して、すぐにフォローできるのです。



③元の素材を生かしたアート

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ぎゃー!!
人が!人が監禁されてます!

助けを…求めているのか!?

うわー、しかし本当に怖いですね、これ。
改めて見てもリアルすぎて怖いよ…。

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これも面白い!
元々付いている窓を上手く使っています。
窓の上の屋根的な所にキャラクターが立ってるように見えますよね。
小さい盗賊が暴れ回るゲームの世界に入ったみたいな気持ちになります。

元々、倉庫として使われていた所がウォールアートのキャンバスになっているのです。
だから、換気口など、色々と現実的なものが付いているんですねー。
そういうノイズを上手くアートに取り入れている所を見つけると、テンション上がります。

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換気扇も。
これはカムフラージュが上手いのか下手なのかよく分かりません。

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こういう発想もあったかー!
元々の素材を生かしたアートです。
平らな部分ボコボコした部分の両方に意味を与えていて、とても面白い!
この写真ではシャッター閉まってますけど、開いていたら違う印象になるんでしょうね。



④絶妙な汚さと観光客の少なさ

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既にお気付きの読者の方もいるとは思いますが、この辺り、あまり綺麗なところではありません。

元々、倉庫街だったところが再開発エリアに指定されたため、急速に高層マンションが建ったりしているのです。
町おこし的な感じでウォールアートも始まったのでしょうね。

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だから、絶妙に汚いんだなー。
でも、そこが良い。
ストリートアートってこういう所から生まれて欲しいよね。
車の排気ガスで汚れてそうな感じの所(失礼)。

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観光客もまだまだ少ないですしね。
日本では徐々に認知されてきているらしく、日本人のグループは何組か見かけました。
でも、それ以外はここで働いている人が車でビュンビュン通るだけでした。

一応、注意点ですが、絶妙に汚くて観光客が少ないということは、治安の保証はできないということです。
看板なども分かりやすいものは皆無です。
ぶっちゃけ、一人で行くのはおすすめできないですよ。
特に女性一人ね。これはちょっと危ない(どの口が言ってんだって話だけど)。

すっごく狭い路地とかあるからなぁ。
しかも、そういうところにアートがあるものだからタチが悪い。

セグウェイでウォールアートを巡るツアーもあるようですし、そういうのだったら安心だと思います!
それに、数年後には超絶有名大人気観光スポットになっているので(明菜の大予言)、それからでも遅くないですよ!

あと、ガンガン車が通るのに歩道が無かったりするので、写真撮影に夢中になって引かれないよう注意です!



逆に惜しかったところ

①どんどん上書きされる

このウォールアート、POW! WOW! Hawaiiというイベントで年に一度、描き替えられるのだそうです。
ちなみにそのイベントは2月
弊職がハワイに行ったのは直前の1月
なんと、ここに載せたウォールアートはほとんど失われてしまうかもしれないという…!!
(一部、残されるものもあるようです)

上書きされる寂しさはありますが、でも、新陳代謝が良いということですから。
無尽蔵に新しいアートが生まれる場所…と考えれば、逆に楽園ですよね。



まとめ

ストリートカルチャーが、今、生まれかけているところ…!
毎年上書きされる巨大ウォールアートには、熱い血が流れています。
カカアコにいるだけで、心臓のドクドク音が聴こえてくるのです。
ここで、新種のクリエイションが胎動しているのを確かに感じました。

カカアコ地区、旅行の際は周囲に気をつけながら行ってみてくださいね!



関連情報

POW! WOW! Hawaii 公式HP (英語)

ハワイの現代アートなら、ハワイ州立美術館がおすすめです。
こちらもカラフルな作品が多く、自然に恵まれた地域ならではの瑞々しいアートがありました。


その他、ハワイのアート情報はこちら。
2018年ハワイアート紀行

国内の最新の展覧会情報はこちら。
今月の展覧会
今までに行った展覧会一覧


ツイッターでは更新情報や、展覧会情報をつぶやいています。
綺麗な写真もあるよ!



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