なんだか激アツなテーマですね。

アートの定理は、まあまあ著作権に配慮しているつもりです。
ただ、個人のブログだし絵画の画像を貼ってたところで誰も損しないし得もしません。
だから、あんまり固いこと言うなや、と思うのも半分あります。

ブロガーなら誰しもが避けては通れない、著作権。
弊職の考え方を整理してみました。
今夜はこの不可侵領域に踏み込みます!


そもそも著作権とは何か?

これはねー、難しいです。
法律で決まっているものなので、法律用語がバンバン出てくるんですよ。
無形財産権、著作者人格権とか。
なんのこっちゃ、という話です。

とにかく、著作権は作者の立場を守るためにあるのです。
これは誰もが認める部分でしょう。

例えば、くまモンのTシャツを弊職が勝手に作って販売したら、これは著作権違反になるわけです。
くまモンに訴えられて、一生塀の中から出られないかもしれません。

この場合、くまモンを作った著作者の許可を得ずにTシャツを作るのが駄目だったのですね。
Tシャツを売った収入は弊職のものになるわけですから、人の作ったキャラクターでひと儲けと言う、作者にとっては面白くない展開になってしまったわけです。
これが良くなかったねー。

対象がキャラクターじゃなくても、絵画や映画、小説、音楽など、色々と引っかかるものがあるのです。
「人が作ったクリエイティブなもの」は全て対象になると思っておいた方が良いです。
勝手に借りてひと儲けはできません。


アートの定理では、色んな芸術家の作品の画像を載せているけど?

展覧会の感想などを書くとき、やっぱり絵画作品の画像がないと、何も伝わらないじゃないですか。
そのため、アートの定理ではバンバン作品画像を載せています。

これは著作権違反ではないのか?

んー、違反の場合と、合法な場合があるんだなぁ。

弊職が基準にしているのは、作者の死後70年を経過しているか?
というところ。
これは、アメリカにおける著作権の有効期間です。
今のところ、世界で一番長く著作権を保護しています。
この規則だと、亡くなってからも70年間は著作権があるので、注意しないといけません。

裏を返すと、70年以上経過していれば画像を使い放題だということです。
パロディだってやり放題。
レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザのパロディが洪水のように溢れているのは、著作権が切れているからなのです。

さらに裏を返して元に戻すと、弊職は本当はピカソについてたくさん語りたいのに、できない事情が浮かび上がります。
ピカソが亡くなったのは1973年なので、2043年まで画像を掲載することができません。
あと25年もあるぽー…。

もちろん画像を貼らずにピカソについて語ることはできますが、そんな文字ばっかりの記事を読みたいですか?

ところで、日本国内では死後50年で著作権は切れると定められています。
しかし、これだって将来的にどうなるか分かりません。
日本のことですから、アメリカに倣ってそのうち70年に変えちゃうと思います。
TPPの動きだって十分に怪しかったのです。

唐突に50年から70年に変更されたらブログの記事を大量に削除しないといけない状況に追い込まれかねないので、
アートの定理は最初からアメリカルールに従っています。


頻繁にピカソの「泣く女」を載せてるけど?

それはねぇ…実際、白に近いグレーだと思います。
ただ、誰も得してないし、損もしてないと言い切れるので、載せています。

だって弊ブログの広告収入、1日1円未満だよ?(突然リアルな泣ける話)
だからというわけではないけれど、どう考えても商業ブログではないと思うんです。
自分が書きたいことを書く日記ブログの方が近いと思っています。
その中で、ロンドンのテート・モダンで撮ったピカソの「泣く女」は、弊職の思い出というスタンスで紹介しています。


難しいのは、人によって感じ方が違うから。

結局は、作者の寛容さに委ねられているんだなぁ。
警察が取り締まる分野ではないからです。
作者が「これくらいは見逃してあげても良いかな〜」と感じるレベルの著作権侵害なら、見逃されたまま放置でしょう。(よくある二次創作とか)
しかし、作者が怒りを感じる侵害だったら、訴えられてしまうかもしれません。

こういう背景もあるので、弊職は「褒める」ために作品画像を掲載しています。
「けなす」ために載せる必要は、無いからなぁ。


まとめる。

著作権は作家の死後70年有効だと思っておけば、安全。

だけどさ、死後70年も保護されたら、後世の人々に伝える手段が限られ過ぎちゃうよね。
手厚く保護したために、世間は作品を忘れていくのではないでしょうか。

今を生きるアーティストの作品が、永遠に愛され続けること。
これは弊職が叶えたい願いの一つです。
パロディや真似によって受け継がれていくから、オリジナルが神格化されるのです。

そのためには、70年はちょっと長すぎると思うんだけどなぁ…。
50年でも長いと思いますよ。
「他人のものでひと儲け」を厳しく禁じたために、パロディなどの表現にも規制がかかってきているように感じます。


関連情報

著作権といえば、偉大なる修復家(破壊屋)を思い出します。
こういうTシャツも修復家に無許可の場合、著作権侵害かもしれないねー。


著作権に配慮しすぎるとこうなる、というブログの例。


弊ブログのメインコンテンツは展覧会の感想レポートです。
小沢剛「不完全ーパラレルな美術史」という展覧会を見て、実は著作権について悶々と考えていたのです。



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