森美術館と空目する美術館の数々。
弊職は森美術館の現代アートが大好きで、年パスも持っています。今、同じ時代を生きる最先端アーティストの作品が見られる、本当に良い美術館です。
素晴らしい美術館なのです。(媚び)
ところが、「森」と名付けてしまったため、なんとも空目しやすい業界構造となってしまいました!
上野の森美術館とかね。
紛らわしいですよね。
単語だけだと見分けられるのですが、文中に「上野の森美術館」が出てくると、「森美術館」と空目しやすいのです。
しかも、「○○の森美術館」という名前のつく美術館の多いこと…。
の森美術館が列をなして空目されるのを待っています。
これはアートの定理が立ち上がらないといけませんね!
上野の森美術館
上野にある上野の森美術館です。これは「上野にある森美術館」と読めてしまいますよね?
森美術館の年パスを持っている弊職でさえ、何度も空目して
「あれ?森美術館って上野だっけ?」
となりましたが、森美術館は六本木です。
このように、地名+の森美術館になると空目によって万事休すになってしまいます。
森美術館に行こうとして上野に行ってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
彫刻の森美術館
箱根にある美術館です。これも、「彫刻を展示している森美術館」の意味で読んでしまったことがあります。
〜な彫刻の展覧会が箱根の彫刻の森美術館で開催される。
と書かれると、森美術館のところにだけ目が行ってしまうので、空目してしまうんだなぁ。
森美術館にしては普通の展覧会だなぁ。
と思ったら、彫刻の森美術館でした。
ガラスの森
これも箱根です。箱根の森好きが憎いです。
ベネチアングラスの展覧会が箱根のガラスの森美術館で開催される。
と書かれると、やっぱり森美術館のことだと早合点してしまうんだなぁ。
へー!森美術館でベネチアングラスの展覧会やるんだ!
随分急な路線変更だな!
って思ったらガラスの森美術館でした。
紛らわしいたけ!
伊豆高原メルヘンの森美術館
これはさすがに見間違えたことがありません。キリがない。
上に挙げた以外にも、○○の森美術館という美術館はまだまだあるのです。京都のこころの森美術館や、山梨の影絵の森美術館などなど。
「の森」と入れるのが流行った時代でもあるのでしょうか?
各美術館ができた年を調べたい…けど、深く追求するほどでもないネタでした。
これだけ沢山「の森美術館」があるので、もう「森美術館」が改名することで空目を防ぐしかありません。
例えば…
モリ美術館
漁師っぽくなりました。
獲ったどー!!
森田美術館
別の人。
タモリ美術館。
もっと別の人。
森友美術館
政治が絡み泥沼化したミュージアムです。
モーリー美術館
西洋人コレクションみたいになりました。
盛岡美術館
岩手。意外に存在しなかった。
森の森美術館
「の森美術館」に寄せていくスタイル。
この中では一番マシ。
まとめる。
皆さん、お気づきでしょうか。このネタをやるために、冒頭で森美術館に媚びを売っていたのです!
怒られないことを願うばかりです。
個人的にはモーリー美術館が好きですけどね。(反省の色なし)
空目しないためには、やっぱりきちんと読まないといけないですね。
斜め読みするから、森美術館なのか、の森美術館なのか分からなくなるのです。
読者の皆さんも、空目にはお気をつけてくださいね!
関連情報
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