レゾン・デートル・オブ・マトリョーシカ。

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弊職の愛するヴィジュアル系ロックバンド、マトリョーシカが初のベストアルバムを出しました。 その名も「レゾンデートル」。 デビュー曲「愛しのエカチェリーナ」も収録されています。 まあ、全部なんですけどね。 ジャケ写も架空です。 ところで、マトリョーシカって可愛くないですか。 ロシアの代表的なお土産で、ロシアといえばマトリョーシカかピロシキです。 しかし、マトリョーシカって何に使うためのものなのでしょうか? というわけで、今回はロシアの歴史におけるマトリョーシカの存在理由を捜査!(レゾンデートル)

マトリョーシカの歴史。

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その前に、簡単に歴史を調べてきました。 1900年のパリ万博で銅メダルを受賞し、民芸品・お土産として爆発的に作られるようになりました。 え、これだけ!? 1900年ってことは、100年くらいしか歴史が無いということです。 もっと古くて伝統あるものだと、思ってたんだけどなー。 しかし、たった100年でロシア=マトリョーシカという式を世界的に定着させてしまったことを驚くべきかもしれません。 おそロシア。 さすがにここで終わるのは忍びないので、次はマトリョーシカのルーツについて。

マトリョーシカのルーツ。

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これがねー…はっきりしないんだって。 もしかしたら、KGBが使ってたんじゃないの? 秘密文書をマトリョーシカに入れてやりとりしてたとか。 それは置いておいて、有力な説は日本発祥なんじゃないか?ってやつです。 箱根細工の七福神の入れ子人形をロシア人がお土産として持ち帰り、 それがマトリョーシカの元になったという説です。 他にも、だるまが元だとかこけしが元だとか。 色んな情報が錯綜しています。 これはネット情報ですけど、本当だったらエラいことですよね。 よそのお土産を輸入して自国のお土産にしてしまうとは… おそロシアです。

ここでやっと本題。

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すでにお気づきの方もいるかもしれません。 マトリョーシカに民芸品以外の意味を見出せないことを。 そうです。 マトリョーシカって何に使うの? という素朴な疑問から始まったこのブログ記事。 アンサーは… ただの民芸品だから実用的な用途は無い。 ということです! えー!!! おそロシア!!! でも考えてみたらアレですよね。 日本のお土産代表選手の木彫りの熊も、用途無いですもんね。 お土産なんてそんなものなのかもしれません。

疑問が湧いた理由

こんな可愛いマトリョーシカを見つけてしまったからなんですね。
かわいい!欲しい! The Bearsという商品名なので、みんなクマなんでしょうね。 たぬきみたいなのもいますけど。 アマゾンで調べてみると、可愛いのが結構いるんです。 可愛いよねー。 「マトリョーシカ」って女性の名前らしいので、トトロたちをマトリョーシカと呼べないような気もしますけれども。 まあ、可愛いからいっかな。 マトリョーシカはもっと伝統のある工芸品だと思い込んでいたので、調べてみたんですけど。 何の成果も得られませんでした!(進撃) これも、もしかしたらダミーアートなのかもしれない…。

関連情報

ダミーアートは街中で見つけることが多いです。 制作者が意図しなかった芸術性を勝手に深読みするアートです。 弊ブログのメインコンテンツは展覧会の感想です。 最新の展覧会情報はこちら。 今月の展覧会 今までに行った展覧会一覧 ツイッターでは更新情報や、展覧会情報をつぶやいています。 面白いミュージアムグッズはリツイートしちゃうねー。 最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました! 良かったら応援クリックお願いします! にほんブログ村 美術ブログ いろいろな美術・アートへ
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