おかしいなぁー…。

そろそろロダンの「接吻」がバズっても良い頃だと思うんだけどなぁー… あ、横浜美術館で開催中の「ヌード展」の話です。 読者の皆さんはもう行きましたか? ロダンの「接吻」っていうのは、これのことです。
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オーギュスト・ロダン「接吻」(1901-1904年) テート・ギャラリー
この、綺麗な大理石の彫刻ですね。 ヌード展では本作のみ撮影できます。 だから、#キス とか、そんな感じで流行るかなって思ってたんですけれども。 ツイッターでもインスタでも、弊ブログのアクセス解析でも、全くバズの気配なし。 えーっと、これはすなわち、弊職らアートブロガーの写真が下手クソということを示しているのでしょうか? なんていうか、その、、、どげんかせんといかん!!(懐かしい)

というわけで、スマフォト講座に行ったよ。

というわけではなくても参加していたとは思いますが。 4月28日に横浜美術館で素敵なイベントが開催されました。 その名も、 美術館でアートを撮ろう! iPhoneographerが伝授するスマフォト講座 ロダン《接吻》 でありんす!! iPhoneographerとはiPhoneで写真作品を制作する写真家のこと。 「写真家」というと重そうな機材が入ったバッグを斜めがけにしているイメージです。 または、ベレー帽で口の周りにヒゲがあって、ゆっくり喋るイメージ。 でも、iPhoneだけで撮っちゃうアーティストも、いるんだねー。 イベントの模様は別の機会にもう少し真面目に書くとして、今回は、 「素人が30分の講義を受けて、旧機種iPhone7での撮影はどこまで上達するのか!?」 をテーマに記事を書いていきますね!(ようやく本題)

教えてくれたのは、写真家の三井公一さん。

三井先生の凄さについては、Google先生に聞いていただくとして。 とりあえず、講義を聞く前の弊職のiPhoneカメラ力は、こんな感じ。
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まあ…普通だわね。 ただ作品の紹介している普通の写真です。 というか、作品の美しさのおかげで良い写真に見えている状態。 より良く見せることはできておりません。

そこで、教わったコツを実践。

三井さんに教わったコツがこちら。 ・スマホ撮影の場合、縦長にしがち。横長も上手く使ってみよう ・ブレないように、両手でスマホを構える。シャッターを押すときは軽く触れるだけ ・彫刻の撮影なので「光」「構図」「自分らしさ」を意識! え、こんな簡単なことで良いの…? テクニックって言っても、本当にシンプル。 これくらいなら、すぐにできそう。 とにかく、ブレないようにしっかり撮る、と。 その後のことは加工でなんとかなっちゃうんだなー。 で、加工っていうのがまた侮れないのよね。 加工はSnapseedという無料のアプリで、必要最低限の機能は簡単に使えました。 プロの写真家に教わって、加工とは邪道な! って思われるかもしれないんですけど、やっぱりiPhoneだと足りない部分もありますし。 というか、今どき加工レスな写真の方が少ないかと。

勉強の成果を発表。

で、とにかく持てる全てを投入して撮った写真がこちら!
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ふおぉぉぉぉーーーーー!!! これはっ!!これは美しい!!!(自画自賛) 陰影をしっかりつけることで、生身の人間っぽい感じになりました。 30分でこんなに変わるとは! 大理石っぽさは無くなってしまったので、ロダンや美術館の皆さん的にはあちゃちゃ…かもしれないけど。 弊職は大満足。 三井さんにも「やらしいですねー!」と褒めていただきました。 性格の変態性をいじられた可能性もありますが、それはそれで褒めだと思います。 特に意識したのが三井さんのご神託の中でも「自分らしさ」です。 「手が綺麗!」「脚が綺麗!」「背中が綺麗!」 ということを、一番伝えられるフレームって、どこなんだろう? って考えましたねー。 手の部分だけぐーんとズームするとか、そういう切り取り方も可能かもしれなかったのですが。 iPhoneだとズームの限界があるので、画面が汚くなってしまうんですよね。 あと、作品の物語的に、手だけ見ても仕方ない。 ある程度は全体を写すような構図にしないと、作品そのものの芸術性が活きないとも感じました。 その意味では、安易なズームができないiPhoneで撮りやすい題材だったかもしれないです。

まとめる。

楽しかったー!!! 帰りの電車の中で、自分が撮った写真を眺めてニヤニヤニヤニヤ… すごい変態だと思われていたに違いありませんが、本当に楽しかったんです。 たった30分の講義で!って言うと怪しい感じですけど、ちょっとしたポイントでこんなに変わるってことですからね。 プログラムの中には、横浜美術館の担当学芸員の片多祐子さんの作品解説もありました。 男女の不倫を描いた作品だとか、そういうことも教えていただいたので、 「禁断の愛っぽい感じを出すには、どうやって撮ったら良いのかな?」 と考えることもできました。 「接吻」は撮影できるので、スマホで同じような写真が撮れますよ! ヌード展、ぜひ!

そしてインスタの大喜利へ。

今回の企画は、「接吻」をガンガン撮影してインスタに載せ、参加者みんなで見るのも楽しかったポイントです。 明菜氏も最初からインスタに上げる前提だったので、もちろん考えて行きました。 何って…アート大喜利の回答ですよ。 オシャレに加工した「接吻」も、ネタに使わせて頂きました。

#ヌード展 #ロダン横浜 #横浜美術館 #2枚目 #解釈は人それぞれ

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(インスタ埋め込みです。スマホ・ガラケーでは上手く表示されてないかも) 2枚目でボケて、みんなを和ませる活動をしています。 というわけで、まとめると、 明菜氏のインスタ、フォローをお願いします! 明菜氏のインスタ (アカウント持ってない人も見られるので、ブクマお願いします)

関連情報

ヌード展 公式HP ヌード展そのものの感想はこちらの記事をご覧ください。 サムネイルの写真の吸引力が、全然無いねー。 展覧会とは関係ないけど、ジャンルごとに絵画をまとめた画集シリーズが出てます。 ヌードも1冊使って特集するという大盤振る舞い。 弊ブログのメインコンテンツは展覧会の感想レポートです。 他の展覧会のはこちら。 今までに行った展覧会一覧 最新の展覧会情報はこちら。 今月の展覧会 ツイッターでは更新情報や、展覧会情報をつぶやいています。 基本、リプは必ず返信してます! インスタグラム始めました! 2枚目でアート大喜利やってます。 明菜氏のインスタ 最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました! 良かったら応援クリックお願いします! にほんブログ村 美術ブログ いろいろな美術・アートへ
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