美術館の感想ノートを作ろう!

と思って新しいノートを用意しては、すぐに面倒になってる同志へ。 弊職も三日坊主もとい一日坊主なので、すごく気持ち分かります。 感想ノートに話を戻します。 ブログを書き始める前、つまり2016年までは、弊職も展覧会の感想をノートにしたためていました。 こんなの。
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公開して反響があるようなものではありませんね! ポストカードとチケットを貼る以外のことは、ほぼ考えておりません。 しかし、このアバウトさのおかげで感想ノートを続けられました。 今ではブログを毎日アップできるほど。 継続したいことは、いかに気楽に取り組むか、ですよ。 感想ノートに気軽に取り組む2つのコツを伝授します!

感想ノートを続ける2つのコツ

ノートは普通の大学ノートサイズのB5がおすすめです。 ワナドゥ手帳のような美術館ログ専用ノートもありますが、あえてそれを選ぶほどの機能性は感じられませんでした。 あと、B5はチケットもポストカードも安心して貼れるサイズなんです。

①レイアウトに拘らない

スクラップブックが大好きな人は異星人としか思えないんですが、そういうレイアウト組むのが好きな人は、どうぞどうぞ拘ってください。 そうでない人は、レイアウトをきちんとしようと思うだけで疲れます。 即やめましょう。 弊職の感想ノートはこんな感じ。
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2016年のルノワール展@国立新美術館です。 「田舎のダンス」「都会のダンス」が揃って来日するということで、大変話題になりました。 2枚を並べて展示しているのがウリでしたね。 ペアチケットも2枚のダンス。 本来なら並べて貼り付けるべきところです。 弊職だってそうしたかった。 でも、無理だったの…! ポストカードの向きを優先させたため、2枚のダンスを並べることはできませんでした。 しかも横に倒して貼るという諦めの潔さ。 横でも貼れれば良いじゃない。 悩めば悩むほど消耗しますからね。 次に感想ノートを書くモチベーションが上がりにくくなります。 「貼れればOK!はみ出さなかったから偉い!天才!」 と己を甘やかし、レイアウトには拘らずにいきましょう。

②凄い感想を書こうと思わない

美術館は教育を兼ねる施設です。 真面目な展覧会でじっくり解説を読めば頭が良くなります。 感想ノートにも、学んだことや印象に残ったことを書くと良いでしょう。 それが感想ノートの醍醐味でもあります。 しかし、ポストカードの隣に文章を書くのです。 なんとなく、美術館の絵画の横にある解説パネルのようにカッコいいことを書きたくなってしまうものです。 そこをなんとか、気取らずに書いたら良いと思います。 弊職なんか、こんな感じ。
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これは2015年のラファエル前派展@Bunkamuraです。 「なんか暇そう」とか、そんなことを書いています。 カッコいいことを言おうとして滑っている寒い文もありますけど、それはそれとして。 学んだことを書くのも良いんですけど、ノートを書くための鑑賞になっちゃう可能性もあります。 美術館でノートに書ける何かを学ばなければ! って気持ちになるなら、それは何かが違うのかなって感じます。 結局、力まずに書くのが良いのです。 文章なんて「なんか良いことあったら書く」くらいが丁度いい。

逆に、これだけは絶対必要!

絶対に書いておいた方が良い情報もあります。 ・日付 ・場所 ・展覧会名 ですね。 数年後に思い出すことがあるので、Google検索できるように最低限の情報は書いておきましょう。 似たような展覧会が各地で開催される可能性があるので、上記3つは判別のために必要です。 あとはチケットポストカードを貼り付けておけば、99%完成です。 時間が無いときは文章すら書かなくても良いと思います。 要件は継続して超えられる程度のハードルに下げましょう。

まとめる。

・レイアウトは大雑把 ・文章も大雑把 これが、感想ノートを続けるコツです。 続かなかったら後ろのページが勿体ないのでね。 いかに、ちゃんとやらないか。 こういう逃げの発想、つまりモチベーションのUターンを見越した始め方も大切です。 記録するためのノートですから。 最低限の記録ができれば花丸です。 それでは後で思い出せないのでは? とも思いましたが、意外と思い出せます。 むしろ、ノート作成を頑張りすぎると、美術館の記憶がノート作成の記憶に上書きされます。 Share!▶︎ このエントリーをはてなブックマークに追加

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DIYといえば、横山大観「生々流転」マスキングテープでミニチュア絵巻作った記事が人気です。 他のマステでも応用できますね。 弊ブログのメインコンテンツは展覧会の感想です。 最新の展覧会情報はこちら。 今月の展覧会 今までに行った展覧会一覧 ツイッターでは更新情報や、展覧会情報をつぶやいています。 インスタグラムも。 1人でアート大喜利やってます。 明菜氏のインスタ 最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました! 良かったら応援クリックお願いします! にほんブログ村 美術ブログ いろいろな美術・アートへ
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