フェルメール展で作品が出る場所・期間を整理したよ!

IMG_0258
東京で2018年10月5日から、大阪で2019年2月16日から始まるフェルメール展。 東京と大阪を合わせると、なんと10点のフェルメール作品が来日します。 過去最多! そもそもフェルメール作品は35点くらいしか残っていません。 3分の1に近い量が日本に来るよ! しかし… 「この作品は東京だけ!大阪では見られません!」 「この作品は途中から!展覧会が始まってすぐに行っても、まだ見られません!」 などなど、10点が展示される場所とタイミングがバラバラなのです。 一体いつ行けば良いんだ…? また、効率良く10点制覇するには、どうしたら良いの…? そんな皆さんの声にお答えし、いつ・どこで・何が展示されるか分かる早見表を作ってみました!
IMG_0252
これ、すごーく便利じゃない? タイトルはスペースの関係で省略しました。 ピンクの丸で「」と付いているのが、日本で初めて公開される作品です。 その他の作品は、日本に1回以上来たことがあります。 東京・大阪の両方でいつでも見られるのは、左列の4点だけ。 あとは、東京だけ・大阪だけ、または期間限定なのです。 超絶ややこしい! 作品名と合わせて、もう少し細かく見ていきましょう。

①東京・大阪の両方で見られる作品

IMG_0253
会期中ずっと見られるのは、次の4つ・マルタとマリアの家のキリスト ・手紙を書く婦人と召使い ・手紙を書く女 ・リュートを調弦する女 両会場で見られる作品はもう1つあります。 しかし、東京では1月9日からの展示になるので、要注意。 大阪ではいつでも見られます。 ・取り持ち女

②東京だけで見られる作品

IMG_0254
東京のみずっと見られるのは、次の3つ・牛乳を注ぐ女 ・真珠の首飾りの女 ・ワイングラス 東京限定はもう1つありますが、さらに期間限定です。 次の作品は12月20日まで展示されます。 ・赤い帽子の女

③大阪だけで見られる作品

IMG_0255
大阪限定の作品は、次の1つ・恋文 …これだけ!

目的別 フェルメール展の効率良い巡り方

お気づきのとおり、10点制覇するには東京・大阪の両方に行かなければなりません。 これに加え、期間限定の作品があります。 いつどこに行けば良いのか混乱するね…。 ①10点制覇する場合 ②初来日を制覇する場合 ③東京展に1度しか行けない場合 この3パターンでプランを考えてみました!

①10点制覇する場合

IMG_0252
まず《赤い帽子の女》が展示される12月20日までに、東京展に行きましょう。 次に、大阪展に行きます。 これで10点コンプリートです。 余裕があれば、東京展でも《取り持ち女》を見ておきたいところ。 上野の森美術館ではフェルメール作品を1つの部屋に集めて飾るんですって! せっかくの機会なので、フェルメール・ルームで《取り持ち女》も見たいですよね。

②初来日を制覇する場合

IMG_0256
日本初公開の作品だけをまとめたのが、この図です。 《赤い帽子の女》と《取り持ち女》の展示期間がズレているので、展覧会に最低でも2回行かなければなりません。 まず、1回目は東京で12月20日までに行きましょう。 《ワイングラス》と《赤い帽子の女》を見られます。 次に《取り持ち女》を見なければなりません。 1月9日以降に東京展へ行くか、または大阪展に行けばOKです!

③東京展に1度しか行けない場合

IMG_0252
東京展は、年末年始(12月21日〜1月8日)を除き、常に8つの作品を見られます。 7つは決まっているのですが、タイミングによって残りの1つが変わります。 《赤い帽子の女》を見たいなら、12月20日までに。 《取り持ち女》を見たいなら、1月9日以降に、上野の森美術館へ行きましょう。

思わぬ落とし穴が!1個少ない期間があるよ!

上記でも触れましたが、年末年始(12月21日〜1月8日)展示作品が1枚少なくなります! 《赤い帽子の女》が引っ込んだ後で、《取り持ち女》が出てくる前なのです。 9月13日現在、東京展の休館日は12月13日のみと発表されています。 今後、年末年始も休館になる可能性はあるので、情報収集していきます。

上野に隠し球あり?

2012-10-12-23-16-59
ヨハネス・フェルメール(に帰属)《聖プラクセディス》(1632-1675年) 国立西洋美術館
実は、上野の国立西洋美術館フェルメールが描いたと思しき作品があるのです。 それが《聖プラクセディス》というマニアックな聖人を描いた絵。 上野の森美術館のフェルメール展を見たら、国立西洋美術館の常設展にも行きましょう! こちらのリンク先で「展示中」と書いてあれば、その日に常設展で見られます。 国立西洋美術館 作品紹介 聖プラクセディス この作品がフェルメールの真作なのか、誰かがテイストをマネして描いたのかははっきりしないのですが… 私はフェルメールっぽいなーと思います。 フェルメール会議でも、ある人が…おっと、誰か来たようです。

まとめ

「フェルメール展いつどこに行けば良いのか問題」は、コアな美術ファンをも悩ませる問題です。 特に《取り持ち女》の来日発表は、界隈を大変ざわつかせました。 世界に散ったフェルメール作品が10点も日本で見られるなんて、奇跡のような話。 今回、悔いのないように見尽くしましょう!

番外編

東京・大阪の両方で見られる作品で、フェルメール以外ならハブリエル・メツーが楽しみ。
IMG_0257
ハブリエル・メツー《手紙を読む女》(1664〜1666年頃) アイルランド・ナショナル・ギャラリー
女性のジャケットが、フェルメールの絵画に出てくるものと同じですね。 仲良しの画家だったのかなー。 フェルメール会議で熱い話を伺ったので、メツーに興味を持ちました。 むしろ17世紀オランダ絵画の王道だったという。 あ、そうそう、フェルメール会議なんですけれども。 ヤバいVIPメンバーとの会議に出させていただきました。 9月14日、ついに情報解禁! 「フェルメール会議」とは、本だったのですねー。 美術専門家フェルメールマニアが集まり、あの絵が良い、いやいやこっちの方が、なんて熱く語り合ったのです。 私こと明菜氏も参加。わお! どんな内容なのか、本に携わった1人としてまとめました。 Share!▶︎ このエントリーをはてなブックマークに追加

関連情報

フェルメール展の公式HP。 東京展では日時指定券を事前に買うことができます。 上記の図表を参考に見たい作品が出る日のチケットを買ってくださいね。 フェルメール展 公式HP ツイッターでフォロワーさんと話していたら、フェルメール展は単眼鏡持って行きたいよね! って話に。 小さい画面に光を細かく描き込んでるので、肉眼より拡大して見たいところ。 私が持ってるやつは、作品の近くでも、混んでるときに遠くから見るのでも使えて、本当おすすめ! フェルメール展に何が出るか、予想と答え合わせの記事も書いたなぁ。 あのときの盛り上がりが懐かしくなってきました。 上野の森美術館は、突然に大規模な展覧会をドロップしてくるので、ハラハラする美術館。 怖い絵展なんか大成功だったし、確実に注目度を高めているのです。 弊ブログのメインコンテンツは展覧会の感想です。 最新の展覧会情報はこちら。 今月の展覧会 今までに行った展覧会一覧 ただいま、ツイッターの情報発信を強化中。 ブログ更新情報はもちろん、最新のアートニュースもお届けします。 インスタグラムも。 1人でアート大喜利やってます。 明菜氏のインスタ 最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました! 良かったら応援クリックお願いします! にほんブログ村 美術ブログ いろいろな美術・アートへ
にほんブログ村