2019年はオランダ・ベルギー美術のメモリアルイヤー!
レンブラント・ファン・レイン《自画像》(1661年) アムステルダム国立美術館2019年はレンブラント没後350年、ブリューゲル没後450年なのです。 ご存知でしたか? レンブラントはオランダ、ブリューゲルはベルギー(フランドル)の画家です。 でも場所は近いし、現地の観光局も一緒にPRしてます。 そのため、私の頭の中ではぐっちゃぐちゃになっている2ヶ国です。2019年はオランダとベルギーに旅行するよ!
ピーテル・ブリューゲル(父)《イカロスの墜落のある風景(模写)》(1560年代) ベルギー王立美術館2019年はレンブラント没後350年、ブリューゲル没後450年と知り、そういうことなら行くか! と特に迷いもなく決めました。 もう明日にでも行きたいくらい熱が高まっています。 で、行きたい美術館などをリストアップしてるんだけど、数が多い! 今日は備忘録として、オランダとベルギーの行きたい場所を軽くリストアップしました。 皆さんも行く?オランダの美術館やアートスポット
①アムステルダム国立美術館(アムステルダム)
レンブラント・ファン・レイン《夜警》(1642年) アムステルダム国立美術館どうしても2019年に行きたい理由はこれです。 アムステルダム国立美術館では、レンブラントの《夜警》の公開修復が始まるんです! どんな風に修復士が手を加えるのか分からないけど、なんか凄くメモリアルな雰囲気だから見たいと思って。(ミーハー) 修復は7月から始まるそうです。②レンブラントの家(アムステルダム)
レンブラントの家の中の様子。 CC BY-SA 2.0 by bertknot from scarborough, australia「レンブラントの家」ってディズニーランドのアトラクションみたいで可愛いよね。 1606年に建てられた豪邸が残っているというから驚き。 レンブラントも一時期住んでいて、その時の様子を再現した美術館なんだって!③ゴッホ美術館(アムステルダム)
フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》(1889年) ゴッホ美術館そういえばゴッホもオランダでしたね。 むしろフェルメールやレンブラントよりメジャーだし、先に思い出すべき画家でした。 世界で一番ゴッホの作品をたくさん持っている美術館なので、これは是非。 結構来日しているものも多く、既視感ありそうですが、とりあえず行こう!④マウリッツハイス美術館(ハーグ)
ヨハネス・フェルメール《デルフトの眺望》(1660-1661年頃) マウリッツハイス美術館フェルメール作品の中でも群を抜いて有名なやつがある美術館です。 特に《デルフトの眺望》が楽しみ。 他の美術館には貸し出さないらしいので、現地に行かないと見られないの。 レンブラントの企画展も9/15までやってるみたい! 《テュルプ博士の解剖学講義》が見られるらしい。レンブラント・ファン・レイン《テュルプ博士の解剖学講義》(1632年) マウリッツハイス美術館これ見たいよー!⑤デルフト散策
デルフトの運河。 CC BY 2.5 by Michiel1972《デルフトの眺望》を見たら、実物も見たくなるはず。 というか、デルフト散策しないで帰ってきたら美術ブロガー失格だよね。⑥エッシャー美術館(ハーグ)
日本でも開催されたミラクルエッシャー展は、凄い人気でしたね! エッシャーは子供の頃から好きです。 その先入観からどうしても芸術家とは見られないけど、楽しい作品よね。 エッシャーのだまし絵のようなパズルがデザインできるアプリの構想もあるんですけど… 実現するのかな… 2018年のミラクルエッシャー展の主観レビューはこちら。⑦クレラーミュラー美術館(デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園)
フィンセント・ファン・ゴッホ《夜のカフェテラス》(1888年) クレラー・ミュラー美術館ここもゴッホ美術館と並び、ゴッホの作品をたくさん持っているところです! 《夜のカフェテラス》があるよ! 庭園も広いし緑が綺麗だから、アムステルダムなど都市の美術館とは違う魅力がありそう。 オーギュスト・ロダン、ヘンリー・ムーアなど私が大好きな彫刻作品も外にぼんぼこ置いてるって! 問題は場所です。 方向音痴な私は1人で行けるのだろうか…⑧ミッフィーミュージアム(ユトレヒト)
※ミッフィーのイメージ画像です。余裕があったら行きたいですねー。 ミッフィーちゃんも好きなので。 街並みも素敵そうだし、行ってみたいです。 が、既に行きたい場所が8個もあるからなぁ… 他の美術館を優先してしまうかも。番外編:ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(ロッテルダム)
ピーテル・ブリューゲル(父)《バベルの塔》(1565年) ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館ぜひここにも行きたい! ブリューゲル《バベルの塔》は一度来日しましたが、もう1回見たい。 と思っていたけど、残念ながらボイマンスは2019年6月から休館です。 リニューアル工事らしい。 「バベルの塔展」のレビューはこちら。 あまりに古い記事なので、文章がアレすぎますが…ベルギーの美術館やアートスポット
①アントワープのノートルダム大聖堂
ピーテル・パウル・ルーベンス 《キリスト降架》(1611-1614年) ノートルダム大聖堂・アントワープルーベンス大好きなんですよね。 実物の人間より大きなスケールで描かれたドラマは、本当にゴリゴリで。 ゴリゴリでムキムキなのよね。 で、ベルギー・アントワープのノートルダム大聖堂には、ルーベンスの祭壇画があるのです。 フランダースの犬でネロとパトラッシュが最後に辿り着いた場所なの。 多分、ベルギーで一番テンアゲな場所になるはず。 建物もよく見たい。 2018〜19年のルーベンスも良かった! 上野の西洋美術館で1月20日までです。②ダイヤモンド博物館(アントワープ)
アントワープで時間があったら寄ってきます。(雑)③ブリュージュ散策
ブリュージュ市内。ノートルダム大聖堂の次に楽しみなのがブリュージュ! 死都ブリュージュですよ、死都。 ベルギーの詩人ローデンバックが書いた小説「死都ブリュージュ」の舞台です。 その内容はググって貰うとして、死都ブリュージュをモチーフにした絵があって、それが大好きなの。 フェルナン・クノップフの作品《見捨てられた町》です。フェルナン・クノップフ《見捨てられた町》(1904年) ベルギー王立美術館ブリュージュはクノップフが幼少時代を過ごした場所です。 そこが「死都」と呼ばれることにも色んな思いがあったと思うのよね。 クノップフの良さについては追い追い語りますね。 今は観光地になってるけど、ブリュージュには絶対に行きたい。 何ならデルフトより行きたい。④王立美術館(ブリュッセル)
ジャック・ルイ・ダヴィッド《マラーの死》(1793年) ベルギー王立美術館ベルギーで一番大きな美術館。 ボスもブリューゲルも、ルーベンスもありす。 クノップフの《見捨てられた町》もここに。 あとなぜかフランスの画家ダヴィッドの《マラーの死》がある。 まともに見たら何日必要なのかって話ですけれども。 逆に言うと、美術館で行きたいのは王立美術館と隣のマグリット美術館くらいしかないですね。 オランダとは全然違う行程になりそう。⑤マグリット美術館(ブリュッセル)
マグリット美術館の外観。 CC BY-SA 3.0 by Warburg建物が面白い! 王立美術館の隣にあるらしいです。 マグリットも不思議な絵を描くし、好きなんだよなぁ。 あれ?私もしかして、ベルギーの画家すごい好き? マグリットは著作権が有効なので、ネットで画像を拾ってブログに載せることができません。 もしマグリット美術館の中が撮影OKだったら、絶好の取材チャンスでもあります。⑥聖バーフ大聖堂(ゲント)
ファン・エイク兄弟《神秘の子羊》(1432年) バーフ大聖堂・ゲント聖バーフ大聖堂には、ファン・エイク兄弟の《神秘の子羊》があるんだって! 見たーい! と思ったけど、残念ながら今は修復中。 終わるのは2020年だけど、部分的に公開しているとか、していないとか。 時間があったら行きますけれども。 その前に、ゲント is どこ?⑦アール・ヌーヴォー建築めぐり(ブリュッセル)
オルタ邸の外観。 CC BY-SA 4.0 by Paul Louis私の旅行はいつも行きたい場所をギュウギュウに詰めるので、○○めぐり・○○散策といったぶらぶらイベントはありません。 ブリュッセルはアール・ヌーヴォーの建築が美しいとのことなので、ぶらついてみようと思っております。 が、どうせブリュッセルにいるなら王立美術館に行ってしまう気がする。 結局は時間が無くなって走りながら建物見るエクストリーム・建築めぐりになりそうです。まとめ
こうやってリストアップするのが一番楽しいのよね。 次はそれぞれの施設の休館日を調べて、企画展の内容と日程を調べて、旅行の日程を決めて… 航空券と宿を押さえて… この辺りで力尽きるのよ、うん。 既にパンパンなので、これ以上行きたいところを増やすのもアレですが… 皆さんはオランダ・ベルギーでおすすめの場所ありますか? 「明菜さん、ここ忘れてるよ!」 ってスポットあったら教えてください! Share!▶︎Tweet 追記:他に教えていただいた美術館もまとめました。関連情報
地球の歩き方でも、オランダとベルギーはセットです。 ゴッホ、フェルメール、レンブラント、ブリューゲルなど、芸術家のコラムも充実してます! 過去にも海外の美術館を巡って来ました。 私の経験としては大切なものだけど、ブログだけだと読者さんに伝えきれていない気がする。 そのうちYouTubeに動画でまとめるかも。 ちょうど1年前のハワイ紀行。 シンガポールは半年前くらいかな? イギリスは1年半くらい前? 弊ブログのメインコンテンツは展覧会の感想です。 最新の展覧会情報はこちら。 今月の展覧会 今までに行った展覧会一覧 ただいま、ツイッターの情報発信を強化中。 ブログ更新情報はもちろん、最新のアートニュースもお届けします。 明菜(アートの定理)をフォローする インスタグラムも。 1人でアート大喜利やってます。 明菜氏のインスタ 最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました! 良かったら応援クリックお願いします!
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2019年はオランダ・ベルギー美術の年!旅行で行くべき美術館をまとめたよ!