ゴッホ美術館 主観レビュー。

アムステルダムには、みんな大好き『ゴッホ美術館』があります!
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フィンセント・ファン・ゴッホ《ファン・ゴッホの寝室》(1888年)
ゴッホを主題にした映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」を見た後という最高のタイミングでゴッホ美術館に行くことができました。 どの絵画に向き合ったときも、ゴッホが筆を動かす様子が見えるんですよ。 素早い筆のストロークが見えます、本当に。
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フィンセント・ファン・ゴッホ《ジャガイモを食べる人々》(1885年)
2019年のゴッホ展で重要な作品となる、《ジャガイモを食べる人々》もありました。 ほくほくの芋から立ち上がる湯気や、各人物の動作がよく描かれていて、これは傑作ですね。 ゴッホ展では版画バージョンが来日します。 詳しくは記者会見の様子の取材を。 「ゴッホがこんなの描いてたの!?」って作品もあって良かった。
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フィンセント・ファン・ゴッホ《Skull with a burning cigarette》
なお、当館の《ひまわり》は2019年以降、貸し出しをしないそうです。 修復作業を経て破損しやすい状態であることが分かったので、門外不出となりました。 ゴッホ美術館でしか見ることができない作品です。
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フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》(1889年)
ゴッホ美術館には、ゴッホだけでなく周辺の画家の作品も展示されています。 一番胸が熱いのはゴーギャンかなぁ。
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ポール・ゴーギャン《ひまわりを描くファン・ゴッホ》(1888年)
ゴーギャンが描くゴッホ。 2人は一時期だけ共同生活をしていましたが、破局に近いような感じで… ゴッホはゴーギャンに戻ってきて欲しいと思っているけど、ゴーギャンは成功のために都会に出たい、と。 このすれ違いがゴッホの「耳切り落としてゴーギャンに贈る未遂事件」に繋がるわけですし。 ゴーギャン無しにゴッホの人生や絵画を語ることはできないのです。
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フィンセント・ファン・ゴッホ《アイリス》(1890年)
…と、淡々とゴッホやゴーギャンといった印象派の巨匠について語ってきましたが、私自身はそこまで印象派に傾倒していないんだな、これが…。 マネを始めとする写実主義の絵画の、物事のリアルな形が感じられるところが好きなんですよね。 で、とても良いと思った作品が2つあります。 モンティセリとカイユボット。
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アドルフ・モンティセリ《Flower still life》
まずはモンティセリ。 印象派の全盛期より少し早い時代の画家ですね。 ゴッホも直接影響を受けた画家。 初期は地味な絵を描いていたゴッホですが、モンティセリの色遣いを見て明るい色彩に転向するんです。 赤青黄色のバランスもしかりですが、実物は立体感が自然で、絵に吸引力がありました。
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ギュスターヴ ・カイユボット《View from a balcony》
次にカイユボット。 この人の作品は《床の鉋かけ》だけ知っておりました。 それも好きですが、バルコニーの柵の絵も好きです。 カイユボットは印象派展に参加していたことから、印象主義にカテゴライズされる画家。 ですが、写実主義の方が近いかと。 バルコニーの柵越に馬車が見えるのですが、誰が載っているのか重要なところが分からない、歯がゆい作品です。
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フィンセント・ファン・ゴッホ《日本趣味:花魁》(1887年)
残念ながら写真撮影NGだったので、ウェブ上の作品画像ばかりになってしまいました。(パブリックドメイン) ゴッホ美術館はかなり混雑していたので、写真NGの方が見やすそうな気がします。
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フィンセント・ファン・ゴッホ《日本趣味:梅の開花》(1887年)
ゴッホ美術館は、事前にネットでチケットを買っておくのがおすすめです。 どうやら当日券を販売している期間と、販売していない期間があるみたいですし。
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当日券があったとしてもチケット購入の列にかなり並ぶので、事前購入が断然良いですね。 入場時間を指定する券なので、自分の都合の良い時間ぴったりに入場できます。 Share!▶︎ このエントリーをはてなブックマークに追加

美術館基本情報

館名:ゴッホ美術館(Van Gogh Museum) 行き方:2、5番トラムでVan Baerlestr下車 所要時間:3時間 観覧料:€18 公式HP:https://www.vangoghmuseum.nl/ja/visitor-information-japanese

関連情報

「ファン・ゴッホの生涯」読みたいんですよねー。 映画「永遠の門」のキャストがこれを読んでゴッホについて理解を深めたらしい。 混雑しているゴッホ美術館に対し、アムステルダム市立美術館はガラガラで穴場。 今回のオランダ・ベルギーで行きたいところリスト。 前回はシンガポールへアート旅に行きました。 読者登録していただくと、LINEに「アートの定理」の更新情報が届きます! 弊ブログのメインコンテンツは展覧会の感想です。 最新の展覧会情報はこちら。 今月の展覧会 今までに行った展覧会一覧 ツイッターでは、ブログに載せていない写真も掲載しています! インスタグラムも。 1人でアート大喜利やってます。 明菜氏のインスタ Instagram 最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました! 良かったら応援クリックお願いします! にほんブログ村 美術ブログ いろいろな美術・アートへ
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