東京都美術館で『ゴッホ展――響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』が始まりました。 フィンセント・ファン・ゴッホ 《夜のプロヴァンスの田舎道》 1890年5月12-15日頃 クレラー=ミュラー美術館蔵 ©Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlands 本展の中核をなすの ……
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カテゴリ:展覧会の主観レビュー > 東京都美術館
石の話を聞いて手助けをする。『イサム・ノグチ 発見の道』
『イサム・ノグチ 発見の道』主観レビュー。時間がかかったって良いじゃないか。 馬のように速く駆けるのではなく、牛のように力強く生きていこう。 と人生を学びました。 「あかり」インスタレーション 東京都美術館で『イサム・ノグチ 発見の道』が開幕しました。 イサ ……
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『ハマスホイとデンマーク絵画』言葉少なくても表情豊かな人と似た何か
『ハマスホイとデンマーク絵画』主観レビュー。東京都美術館で開幕した、『ハマスホイとデンマーク絵画』に行ってきました! ヴィルヘルム・ハマスホイ《画家の妻のいる室内、ストランゲーゼ30番地》1902年 デンマーク国立美術館 ハマスホイを含む19世紀のデンマーク絵画が ……
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発見!『コートールド美術館展 魅惑の印象派』で見つけた謎
『コートールド美術館展 魅惑の印象派』主観レビュー。フランス・パリを中心に発展した、印象派の絵画。 モネ、ルノワール、セザンヌなどは皆フランス出身の画家です。 ピエール=オーギュスト・ルノワール《桟敷席》1874年 コートールド美術館 © Courtauld Gallery (The ……
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視界の真ん中ではないボケの美。『伊庭靖子展 まなざしのあわい』
『伊庭靖子展 まなざしのあわい』主観レビュー。絵画と捉えるにはリアリティが高すぎるけど、写真と捉えるにはざらりとしすぎている。 好きな人といるときのように、くつろいでしまう作品です。 伊庭靖子、Untitled 2009-02、油彩・カンヴァス、東京都現代美術館蔵 東京都 ……
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優しいおじさんクリムトを発見。『クリムト展 ウィーンと日本 1900』
クリムト展 ウィーンと日本 1900 主観レビュー。「この世の全てをそこに置いてきた」よう。 金箔をふんだんに使ったクリムトの絵は、金銀財宝の全てが詰まって見えます。 展覧会ポスターにもなってる《ユディトI》は、その最たる作品。 グスタフ・クリムト《ユディトⅠ》 ……
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伊藤若冲の動物は人類の宝!『奇想の系譜展』は生ける美術の祭典。
奇想の系譜展 主観レビュー。かわいいのもカッコいいのも含めて、動物が大好きな私。 美術でも、動物が描いてある絵に甘いです。 動物を描きまくった伊藤若冲からスタートする「奇想の系譜」展。 巨大な白い象と黒い鯨の屏風が最初に! 伊藤若冲《象と鯨図屏風》(右隻)(寛 ……
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愛と悲しみのムンク展!《叫び》をゆっくり見る方法も書いたよ
ムンク展 主観レビュー。《叫び》をゆっくり見る方法の前に、ムンク展の内容の話。 この人は一体どれだけモテてきたんだろう。 ムンクの描く女性って女神すぎません? 特にエヴァ・ムドッチは5メートルくらい離れても美女なのがはっきり分かりました。 エドヴァルド・ムン ……
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おべんとう展〜俺たちの文化はタダモノじゃなかった感想〜
おべんとう展 主観レビュー。まず、勇気ある名付けを褒めたいです。 その名も「おべんとう展」 「お弁当」は家で作ったものを外で食べるという、よくよく考えると変わった文化でもあるよね。 テイクアウトの逆だからね。 東京都美術館 おべんとう展 - Spherical Image - RI ……
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藤田嗣治展〜クールビューティー系男子の佇まいの感想〜
藤田嗣治展 東京都美術館 主観レビュー。教科書の画像と本物とのギャップが大きい画家を挙げるなら、間違いなく藤田嗣治。 どんな画家にも画像とのギャップはあるけど、藤田は特に。 東京都美術館の藤田嗣治展は「見ないと分からんフジタの良さ」を教えてくれました。 と ……
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