「Y字路のような人」 横尾さんに対する印象です。 《宮崎の夜―台風前夜》2004年 作家蔵 東京都現代美術館で『GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?』が始まりました。 603点と類を見ない点数の作品を展示する大きな展覧会です。 同館の広い展示室の壁面も、び ……
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カテゴリ:展覧会の主観レビュー > 東京都現代美術館
不在ゆえに浮き上がるもの。『マーク・マンダース —マーク・マンダースの不在』
『マーク・マンダース ―マーク・マンダースの不在』主観レビュー。東京都現代美術館で『マーク・マンダース ―マーク・マンダースの不在』が開幕しました! オランダ出身のアーティストで、現在はベルギーのスタジオで制作しています。 《椅子の上の乾いた像》2011-2015 東 ……
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説明で伝えるのは不可能です!とにかく見て欲しい『ライゾマティクス_マルティプレックス』
『ライゾマティクス_マルティプレックス』主観レビュー。東京都現代美術館で展覧会『ライゾマティクス_マルティプレックス』が開幕しました! Perfume、野村萬斎さん、ELEVENPLAYなど他ジャンルの表現者ともコラボしてきたライゾマの個展です。 《Rhizomatiks × ELEVENPLAY ……
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身近な透明をアートで見えるようにする。『MOTアニュアル2020 透明な力たち』
『MOTアニュアル2020 透明な力たち』主観レビュー。東京都現代美術館で『MOTアニュアル2020 透明な力たち』が開幕しました。 清水陽子 作品展示風景 「透明な力」とは、誰かに教えてもらって初めて存在を知るような、簡単には把握できない外力のことだと私は解釈していま ……
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感情をデザインする。『石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか』
『石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか』主観レビュー。東京都現代美術館で『石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか』が開幕しました! 『M. バタフライ』展示風景 アートディレクター、デザイナーとして大衆に向けた新しい表現を切り開いてきた、石岡瑛子( ……
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『おさなごころを、きみに』で1人1人が持ち帰る「はてしない物語」
『おさなごころを、きみに』主観レビュー。東京都現代美術館で企画展『おさなごころを、きみに』が始まりました! 大人が忘れてしまったクリエイティブな「おさなごころ」を思い出し、こどもも大人も楽しめることをコンセプトとした展覧会です。 名和晃平《PixCell-Bambi #1 ……
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カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展『もつれるものたち』で見直す人類史
『もつれるものたち』主観レビュー。東京都現代美術館で開催されている展覧会『もつれるものたち』に行って来ました! 国内外の12人/組のアーティストが参加する展覧会です。 トム・ニコルソン《相対的なモニュメント(シェラル)》(2014 -2017)ニュー・サウスウェールズ ……
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アートと科学の融合!『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』
『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』主観レビュー。光や水を扱う現代アーティスト、オラファー・エリアソンさん。 彼の日本では10年ぶりとなる大規模な個展『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』が開幕しました! オラファー・エリアソン《太陽の中心 ……
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『ドローイングの可能性』で「見ること」に向き合おう!
『ドローイングの可能性』主観レビュー。東京都現代美術館で開催中の『ドローイングの可能性』に行って来ました! 石川九楊《敗戦古稀 其一》2015 作家蔵 ドローイングとは、普通は「線が中心になって描かれた絵」を指すと思います。 本展では、その核となる要素である「 ……
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時間について考える。『MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影』
『MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影』主観レビュー。東京都現代美術館では、『MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影』も開幕しました。 鈴木ヒラク 作品展示風景 今回で15回目を迎えるMOTアニュアルでは、世界の残響(エコー)を聴きな ……
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